神はダイスを遊ばない

リミテッド環境分析

ストリクスヘイヴン環境ドラフト考察①

ピス!ピース!ゴルシちゃんだよー!嘘です。ストリクスヘイヴン実装と同時にウマ娘に手を出してしまった金民守です。お久しぶりです。ウマ娘もいいですが新環境も面白いですね。アーキタイプごとにやること全然違ってなかなか飽きない。予想以上に面白くて無駄にモチベーション上がったんでゴルシを愛でる片手間に15回ほどドラフトした感触をまとみようと思います。回数足りてないけどそこはまぁ情報の鮮度重視ってことでひとつ。

 

▲最適戦略は白黒
環境の最適解は白黒。テンポが良く、飛行が豊富で、除去が満載。おまけにゲインライフでライフレースをずらす事が出来てレアが強い。まるでキタサンブラック。死角なし。黒緑も相当に強いけどゲインライフで育つ2/2の依存度が割と高く、白黒の層の厚さに比べると戦略の安定度が一段劣る感じ。また現状の色人気だと白赤と青緑で白赤の方が過疎りやすいようで、緑より白のカードが供給が潤沢な点も白黒を最適戦略に推す理由の一つ。

 

▲白黒の基本戦略
2マナを厚めに取って序盤からライフレースをリードするのが肝。
ゲームプランとしては序盤から攻めにまわって2~3体(1体は飛行が欲しい)並んだ盤面で全体強化で一気に追い込んで残りは飛行で詰めるのが本線。
注意しなきゃいけないのは除去が豊富な色だからって序盤の生物おろそかにしてコントロール風にふるまおうとすると4マナが渋滞して手数で負けます。


▲個別カード評価

1位 魔道士狩りの猛攻
万能除去にオマケがついてる。美少女なのに話が面白いゴルシみたいな存在。
正直なところ白黒は除去が余る事が多いので勝利貢献度だけ見ると他のカードを優先したくなるんだが、初手では黒緑と両天秤で構えられる利点が大きくこの位置で評価。

 

2位 悪意に満ちた部隊
接死がついてるのが意味不明に強い。大渋滞の4マナ域でもこいつは無限に採用できる。

 

3位 元気づける雄弁術
最大で3枚まで採用できる。こいつを最大限活かすために大事なのはマナカーブ。3マナは薄めでもいいから2マナを6枚用意したい。

 

4位 オーリンの盾魔道士
現環境はサイズ上げる手段が豊富なのでいつも以上に飛行が強いのだが、優先度が高いのはカードの強さよりもドラフト序盤に白黒のカードを下に流さないという意味合いが強い。勝利貢献度は4マナ域の飛行2体とそんなに変わらないんで2パック目中盤以降は下方修正されがち。

 

5位 ヒルの狂信者
2マナ域は重要。2パック目以降でマナカーブが埋まらなそうな場合は2位まで上方修正される。

 

6位 悪意の打ちつけ
1マナのインスタント除去は強い(見たまんま)。3ターン目に2マナ生物を展開しつつ打てたら勝ち。
とは言え過信は禁物。白黒は序盤を捌くために除去を使うんじゃなく展開しきった後でブロックをこじ開けるための除去が求められるので重くても確定除去の方が優先される。

 

7位 戦闘学の教授 
タダツヨ。白黒の4マナ圏は飛行2枚に接死2枚のバランスが基本。

 

8位 湿原のスペクター
扱いとしては上とほとんど同じ。白黒はこいつのドレインと平地持ってくるやつ回したりで余ったマナの使い道があるのも強みの一つ。

 

9位 星霜の巡礼者
4マナまで止まらずにマナを伸ばしたい白黒にとってこれ以上ない3マナ圏。
2枚取れたら土地16で回せる。3枚目以降は基本採用しない。

 

10位 尊大な詩人
飛ぶのにマナがかからないのは偉い。
魂絆くんと同様にマナカーブ次第で上方修正される。

 

11位 除去講義
履修カードが既に取れてるならマナカーブと相談しながら上方修正

 

12位 熱心な一年生
最終的に抜けるとしてもまずは2マナの枚数を確保する意味でこの位置で評価。
贅沢をいうとアンコ4種と黒のコモン2種で2マナ圏を埋めたいんで。

 

13位 除名
カードとしては強いんだけど白黒の前のめりなゲームプランに合ってないんでこの位置。1枚なら採用していいけど2枚目以降は大きく優先度落としてよし。

 

14位 導きの声
遅く取れる割に勝利貢献度高すぎ。こいつを強く使えるように除去履修と+2/+2履修を確保しよう。現状は安く流れてくるからこれくらいの優先度だけど周りの評価が上がったら上方修正してよし。

 

同率15位 シルバークイルの誓約魔道士、有望な薄暮魔道士
2マナがしっかり取れてれば3マナは2枚くらいでも問題ないんで暇なときに回収しよう。特に3/1はあまり頑張らなくても回ってくるはず。

 

17位 エクスタスの隆盛
重いだけあって相応に強い。今この位置で評価しても取れるからこんなだけど、除去講義と併せてゲームに蓋できるんで周りの評価が上がって取れなくなったら上方修正していい。

 

18位 白黒土地
デッキの枚数が足りる目算がついたら適宜上方修正。土地17枚で2枚、16枚で回すときは1枚まで入れていい。

 

19位 柱落としの救助者
強いんだけど白黒はどうしても4マナ太るんでその分5マナは厳選する必要がある。
アンコの履修2/1とか2/2飛行みたいな回収して嬉しい生物がいたら上方修正。

 

同率20位 拡張解剖学、墨獣召喚学
履修と同じ数だけ講義の枚数は確保したい。アンコの2/1を飛行で使いまわせる場合はその分の講義も確保しよう。飛行の枚数が4枚以上なら+2/+2講義を優先。3枚以下なら2/1飛行講義を優先。

 

同率22位 石昇りのスピリット、不本意な材料
強化系のプレイアブルなコモンが多いので活かそうと思えばそんなに悪くはないカードなんだが、白黒は除去も豊富でスペル枠の競争が厳しいんで基本は採用しないつもりで、2マナ圏が4枚以下の時の緊急避難用と思っていい。

 

同率24位 スピリット召喚学、予言学入門
プレイアブルな講義はここまで。履修の枚数が多いなら適宜上方修正する。

 

26位 本質の注入
安さ爆発。活躍にムラがあるけど勝利貢献度の期待値は低くないんで、枚数足りない時には採用して問題ない。
1/2飛行のサポートとして失敗デッキで上振れを狙うパーツとしては優秀。

 

27位 環境科学
3色目タッチでボムを使いたい時専用。
白黒は普通に組めれば下手に3色にするよりきれいに2色でまとめた方が強いんで基本的にタッチ赤は弱者の剣だという認識でいい。

 


▲ダバニより優先するアンコ

 

1位 影翼の桂冠詩人
こいつが取れたら5/2/2の飛行を採用してあげよう。

 

2位 象徴学の教授 
こいつが取れたら5/2/2の飛行(以下略

 

3位 終身書唱師
正直なところどっちでもいい。白黒が既定路線なら除去より勝利貢献度は上だが、初手なら黒緑の可能性が残せる分除去の方が丸い。

 

▲7勝デッキサンプル

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以上。次回は白黒が出来なかった際の選択肢として上がる黒緑か赤白。もしくはゴルシの魅力について書こうかな(書きません)